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  1. 八戸市議会 2009-04-21
    平成21年 4月 経済協議会−04月21日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成21年 4月 経済協議会−04月21日-01号平成21年 4月 経済協議会 経済協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成21年4月21日(火)午前10時05分〜午前11時08分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 職員の紹介  ● 所管事項報告について   1 所管事務等変更について   2 八戸緊急経済雇用対策本部第4回会議の概要について   3 荷捌き施設A棟整備について   4 市営バス貨物列車が衝突した踏切事故報告について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)            | 欠席委員(なし)  委員長  坂 本 眞 将 君     | 委員外議員(なし)  副委員長 石 橋 充 志 君     |  委 員  森 園 秀 一 君     |   〃   松 田   勝 君     |
      〃   松 橋   知 君     |   〃   越 後 賢 司 君     |   〃   伊 藤 圓 子 君     |   〃   上 田 善四郎 君      |  ────────────────────────────────────── 出席理事者  産業振興部長          高 谷 勝 義 君  交通部長            川 村 岩次郎 君  産業振興部次長観光課長    古 舘 光 治 君  産業振興部次長農業振興課長  鈴 木 秀 世 君  中央卸売市場長         元 沢 達 男 君  水産事務所長          工 藤 良 弘 君  水産事務所副所長兼水産振興課長 熊 谷 忠 勝 君  農業委員会事務局長       春 日   勝 君  交通部次長運輸管理課長    小 林 佳 人 君          他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主事 白 藤   渉  ──────────────────────────────────────    午前10時05分 開会 ○坂本〔眞〕 委員長 本日は全員出席であります。  ただいまから経済協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 職員の紹介坂本〔眞〕 委員長 さきの人事異動により異動がありました当委員会関係する理事者方々の御紹介をお願いします。 ◎高谷 産業振興部長 〔南郷区役所産業振興部農業委員会事務局異動職員紹介〕 ◎川村 交通部長 〔本人あいさつ〕 ○坂本〔眞〕 委員長 ありがとうございました。  以上で理事者紹介を終わります。  最後に、担当書記の異動がありましたので、お知らせいたします。 ◎担当書記 〔本人あいさつ〕  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○坂本〔眞〕 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  なお、委員の皆様のお手元には、参考までに市の行政機構図を配付しております。  ──────────────────────────────────────  1 所管事務等変更について ○坂本〔眞〕 委員長 初めに、所管事務等変更について報告願います。 ◎古舘 産業振興部次長観光課長 所管事務等変更について説明申し上げます。  平成21年4月1日の機構改革に伴う産業振興部所管事務変更につきましては、資料にありますように産業政策課にかかわる内容でございます。  産業政策課では、昨年度まで企業誘致産業創出所管する企業誘致推進グループ地場産業振興所管する地場産業振興グループ、それから貿易促進及び港湾振興所管する貿易振興グループの3つのグループでした。  これら3グループのうち、地場産業振興グループ所管事務について検討しまして、新エネルギー、それから省エネルギー施策に関するエネルギー関連事務につきましては環境部環境政策課に、それから八戸地域地場産業振興センターなど地場産業振興・育成につきましては同じ産業振興部商工労政課所管がえすることといたしました。  以上の変更をもとに、課内の所管事務を整理しました結果、従来の3グループ企業誘致推進グループ及び貿易振興グループの2グループの体制とすることに変更したものであります。  以上が所管事務等変更についての説明でございます。 ○坂本〔眞〕 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂本〔眞〕 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ────────────────────────────────────── 2 八戸緊急経済雇用対策本部第4回会議の概要について ○坂本〔眞〕 委員長 次に、八戸緊急経済雇用対策本部第4回会議の概要について報告願います。 ◎吉田 商工労政課長 それでは、4月16日開催の八戸緊急経済雇用対策本部第4回会議の概要について御報告申し上げます。  会議の案件といたしましては、1、経済雇用概況について、2、市の経済雇用対策について、3、定額給付金子育て応援特別手当支給状況について、それぞれ報告を行ったものでございます。  詳細についてはお手元の資料で御説明いたします。  2ページをお開き願います。  まず、国内景気動向についてですが、内閣府発表の3月の月例経済報告では、国内の景気は急速な悪化が続いており、厳しい状況にあると報告されております。  同じく内閣府発表の平成20年10月から12月期の国内総生産――実質GDP――の改定値は、前期比3.2%減、年率換算で12.1%減の過去2番目に大きい減少率となっております。  また、日銀発表の3月の企業短期経済観測調査――短観――におきましても、大企業製造業景況感を示す業況判断指数――DI――がマイナス58と、1974年5月の統計開始以来、過去最悪となっております。  県内景気動向につきましては、日本銀行青森支店が4月に発表した県内金融経済概況では、県内景気は一段と厳しい状況にあると報告され、4カ月ぶりに判断を下方修正しております。  いずれも基調判断数値等は厳しいものが列挙されており、経済動向は予断を許さない状況が続いております。  なお、今月の17日に発表された内閣府の4月の月例経済報告においても、引き続き同様の基調判断が示されております。  市内景気動向につきましては、地元金融機関発表の2月期の経済概況報告によりますと、特に建設業収益面での厳しさが続いているほか、個人消費についても厳しい状況が続いており、雇用環境の悪化による今後の個人消費への影響が懸念されているところであります。  また、負債総額1000万円以上の市内倒産状況につきましては、本年1月期では2件で、アンデス電気株式会社などの大型倒産の発生により負債総額は197億9600万円に上っており、年度累計負債総額も前年に比べ10倍以上に膨らんでおります。ただし2月、3月期には1000万円以上の倒産は発生しておりません。  なお、アンデス電気株式会社民事再生計画には、当初、4月6日までとなっていた提出の期限延期が認められ、提出期限日が7月27日となったことから、今後の動向に注意し、情報収集に努めたいと考えております。  次に、原材料価格高騰対策等緊急保証制度――セーフティネット保証制度第5号認定――でございますが、認定状況につきましては、平成20年10月31日から21年3月31日までの当市の認定件数は累計で617件となっております。  業種別内訳では、建設業が241件、製造業が72件、卸小売業が179件となっており、この3業種で約8割を占めている状況でございます。  次に、3ページをごらんください。  雇用動向につきまして、国の労働力調査によると全国における失業者数は、2月は299万人、前月に比べ22万人の増加で、前月比で4カ月連続して増加しております。失業率は4.4%となっております。  次に、八戸公共職業安定所管内における5人以上の解雇者を発生させた事業所統計によると、倒産自己都合などによる事業所閉鎖による解雇者数は昨年度と同様となっておりますが、事業縮小による解雇者が増加しているのが現状でございます。  有効求人倍率については、全国的な傾向として新規求職者数が増加している一方、新規の求人数の大幅な減少が求人倍率に大きく影響を及ぼしております。  なお、八戸管内においては、前月と比較して新規求職者数が減少したため、やや改善が見られております。  ちなみに、青森県の0.28は、沖縄県を抜いて全国ワースト1位となっております。  4ページをお開きください。  雇用調整助成金については、八戸公共職業安定所管内においても同所に多数の相談が寄せられており、今後この制度を活用する事業所は増加するものと考えております。  次に、市の経済雇用対策についてですが、平成21年度の緊急経済雇用対策事業として、以下の事業を実施しているところであります。  内容につきましては、先月の協議会において説明しておりますので、ここでは項目のみの報告とさせていただきます。  まず、経済対策として、中小企業向け市融資制度のうち中小企業小口特別保証制度小口零細企業保証制度について、貸付利率の上限引き下げ、経営健全化対策資金について利子補給を実施しております。  5ページをごらんください。  プレミアムつき商品券の発行につきましては、八戸分は本日からの販売となっておりますが、南郷分につきましては4月10日から販売しておりまして、20日現在、1000セット中約950セットが販売済みとなっております。  次に、雇用対策として八戸緊急雇用奨励金制度の創設、フロンティア八戸職業訓練助成金対象者の拡充、ふるさと雇用再生特別基金事業事業及び緊急雇用創出事業11事業を実施しているところであります。  6ページをごらんください。  定額給付金子育て応援特別手当支給状況についてです。  4月14日現在の支給状況は、対象世帯の35.9%となっており、今後、順次支給が進む予定となっております。  以上で報告を終わります。 ○坂本〔眞〕 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆森園 委員 大変厳しい経済状況の中での雇用対策としてふるさと雇用再生特別基金事業緊急雇用創出事業がありまして、特に観光課のほうから多く事業の計画がされているわけでございますけれども、例えば雇用される方とか対象者だとか、そういった方たちが決定されて、事業が実際始まるのはいつごろからの予定になっているんでしょうか。 ◎古舘 産業振興部次長観光課長 委員御指摘のとおり観光課所管の部分がかなりを占めております。ふるさと雇用再生特別基金事業につきましては観光コンベンション協会のほうで準備が進められております。それぞれの事業、委託のような形も出たりしますが、各事業ともまず1名、もしくは1名ないし3名ぐらいの雇用で進めることにはなっておりますけれども、今月はその準備を進めておりまして、具体的には5月に入ればそれぞれ事業を進めていくというふうな状況にあります。  緊急雇用創出事業のほうで、観光課所管のものは蕪島周辺環境整備、これは今年度、海水浴場開設の準備も進めておりますが、あわせてあの周辺の観光地としての清掃を中心としたものを進めておりました。ただ、期間的には夏場が中心の清掃ということでございますので、人員的には3名ほどになるかとは思いますが、あくまで臨時的な形でということで、現在、地元の観光協会の方とも情報交換しながら準備を進めている段階でございます。 ◆森園 委員 実は、職安に行った方はもう御存じだと思うんですけれども、かなりの人数の方が解雇とか離職されて職業を探していらっしゃると。結構ふるさと雇用再生特別基金事業だとか緊急雇用創出事業に期待されている方は多いんですけれども、今のところ実際にまだ仕事がないということで、各自治体で大分温度差もあるようでございますが、お金がまだ入ってきていないとか配分の問題もあるということは重々わかっていますけれども、できるだけ早く、そしてあと、職安のほうを利用して募集もきちんとやっていただければなと、そう思っております。 ○坂本〔眞〕 委員長 他にございませんか。 ◆松田 委員 セーフティネット関係なんですけれども、八戸市の場合は617件ということなんですが、ほかの青森市とか弘前市の件数がわかったら教えてもらいたい。  あと、前に東北の中でも青森県が非常に少ないと指摘したんですけれども、岩手県なり秋田県の件数もわかったら教えてもらいたい。 ◎吉田 商工労政課長 青森県あるいは岩手県の状況は今手元にありませんけれども、きょう現在の新年度に入ってからの申請は40件ということになっておりますので、結構ふえているのかなと。他都市も同様かと思いますが、後でお知らせいたします。 ◆松田 委員 それから、認定する場合に、認定証を求めて事業所方々が必要な書類の手続だとかさまざまそういったことについて御相談に来ると思うんですが、例えば実際に、いろいろな不備な点があったりして認定には至らないというふうなケースもあるのかなというふうにも思うんですけれども、そのあたりはどうですか。皆が皆100%認定されるというわけではないと思うんで、全部でなくていいんですが、主な点で、こういう点が不足しているとか問題なので認定に至らなかったというケースがあれば御紹介いただきたい。 ◎吉田 商工労政課長 市の認定につきましては、実際の申請をできるだけ認定するようにしておりますが、直近3カ月の売り上げの減少が要件となっておりますので、そこをまず見ますが、決算期でなければ財務諸表がでない企業もございますので、半年ぐらい前のデータなど、そこら辺のものも市としては認定するという形で、できるだけ皆様に使っていただくような方向で対応しておるところです。なお、実際に何件認定しないとかというのは把握しておりませんでしたので、申しわけございません。 ◆松田 委員 実際に認定されても銀行の融資に至らなかったというケースがまだまだあり、全国的には貸し渋りが本当にまだやんでいないというふうな報道もされておりますけれども、例えばこちらのほうの認定を受けても、保証協会なり銀行のほうの融資がうまくいかないでまた御相談に見えるケースもあるんでしょう。その辺どうですか。具体的な融資相談融資がデッドロックに入っているから、どうしたらいいでしょうかという相談なんかありますか。 ◎吉田 商工労政課長 大変申しわけございませんが、一度銀行に行って、融資を受けられなかった方がもう一度来たというところも実際に把握していなかったもので、そちらのほうも調べてお答えしたいと思います。 ◆松田 委員 あと、認定証というのは一定期間での効力というものがあるかと思うんですけれども、半年とか3カ月とかそういう効力の期間というものはあるんですか。再発行しなければならないというふうになる場合もあると思うんですが、どうなんでしょうか。 ◎吉田 商工労政課長 認定証有効期間は1カ月です。 ○坂本〔眞〕 委員長 他にございませんか。 ◆松橋 委員 3ページの真ん中あたりにある解雇状況のところ、太枠で書いているので気になりますが、いわゆる事業縮小による解雇者が昨年に比較しますとかなり急増しておりますけれども、そのことについてどういうふうに分析しているのか。  それから、その大きな要因となると思うんですが、三菱製紙とか八戸製錬、こういう市内製造業かなり減産しているという新聞報道がありますけれども、その辺の状況がわかりましたらお知らせいただきたいと。
     それから、南部町の富士通関係企業かなり離職者が出たという話もありまして、その辺の状況もわかりましたらお知らせいただきたいと思います。 ◎吉田 商工労政課長 この事業縮小による解雇者数の576人でございますけれども、この内訳については職安のほうからもなかなかお示ししてもらえず、我々のほうでも中身の分析というのはなかなかできない状況にあります。  やっぱり企業の生き残りのために人員削減に至らざるを得ないところが結構あるのかなというふうに思います。  あと、三菱関係につきましては、新聞報道であったように5月、6月に10日間ほど休業する話は聞いていましたけれども、それ以上の部分については調査しておりません。  南部町のほうの富士通関連企業ですが、これは先日、ハローワークのほうで職業相談を受け付けておりまして、会社のほうに行きましたら、約100名ほどの面接を行ったという話は聞いております。ただ、就職状況はなかなか厳しいものがあるというふうにも伺っております。  以上です。 ◆松橋 委員 かなり重要な問題だと思うんです。今の市内雇用動向をしっかりととらえて、そしていろいろ具体的な経済雇用対策を実施するための緊急対策本部なんだろうと。それが今の課長の話ですと、やはり1つは、関係機関との連携がとれていないという印象を受けるんです。というのは、今の数字はわかったけれども、解雇者の576名の方々状況ハローワーク連携をとって情報を得ていないという印象を受けます。そうすると、やはり今の雇用状況対策本部で把握できないということになるんです。それが大きな問題だろうなというふうに思います。  それからもう1つは、対策本部として、今の状況について積極的に情報収集していくと。やはり三菱製紙とか、南部町における富士通関係企業でも、多くの市内の方が就職されていると思うんです。八戸職業安定所管内で扱う分野になっているわけですから、そういうふうな情報収集活動をした段階で、この対策本部でどういう具体的な対策をしていくのかということをやらなかったら、私は対策本部にならないんじゃないかと常々思っていますけれども、特にこの数字を見て、黒枠で示しながら、これだけ今雇用状況が厳しい、離職者がふえているという段階で、これだったら対策本部にならない。ただ、皆さん方対策本部を立ち上げたのは、従来ある事業の継続とそれから国県がやれと言ったものの受け皿に過ぎないと私は思うんです。やはり雇用動向というものをしっかりと押さえて、それから関係機関連携をとった積極的な情報収集をするべきだなというふうに感じますけれども、私は、今の対策本部であれば、なかなか機能していないという印象を受けるんです。その点どうですか、部長。 ◎高谷 産業振興部長 今の関係機関との連携というお話、御指摘でございますが、ハローワークのほうからの情報収集に努めていますけれども、ある一線のところで踏み込めないという現実問題がありまして、我々としても非常に歯がゆいところでございます。  私どもは、新たな市の経済対策とか雇用対策を何とか企業方々に、御理解していただくよう、PRをして、利用していただくことで、雇用の安定に努めたいというふうなことで思ってございます。  また、国の施策でございますけれども、いわゆる雇用調整助成金中小企業向けかなり要件の緩和とか、それから率の拡大と、国がどんどん対策を講じてございますので、企業利用実態県内の全体の約半分ぐらいを、八戸地域企業が利用しているという実態がございますので、企業景気底打ちがいつなのかというのを模索しながら、いつか来るときに備えて、回復に備えて――企業にしてみれば人材というのは宝でございますので、その人材をできるだけ確保したいというのが企業事業主の思いだと思います。できるだけ国の施策、そういうふうなことを使っていただくよう、また、微々たるものでありますけれども、市の施策も使ってもらって、何とか安定した雇用にしていただきたいというふうな思いでございます。  そういうことで、引き続き関係機関ともまた情報交換を密にしたいと思いますけれども、委員御指摘のとおりの実態でございまして、我々としても歯がゆいところがありますが、議会からもそういうふうな話があるというふうなことで、もう少し粘り強く関係機関とも当たってみたいというふうに思います。  以上でございます。 ◆松橋 委員 部長としての責任といいますか、一生懸命やっているなというふうな印象を受けました。頑張っているなという印象を受けました。  ただ、今この世界的な危機の中で、雇用が大変な状況の中で、市として緊急に経済雇用対策ということで立ち上げてやっているわけですから、そういう観点から考えると、森園委員もおっしゃいましたけれども、ハローワークに行くと大変なんです。あきらめて帰っている方々が多いんです。確かに国の仕事として国がやることであり、市のやることでないかもしれないけれども、今、特に会社で離職されている方々が多いわけですから、こういうことも含めて、市でもっと切り込んだ離職対策雇用対策というものをしなければならないんじゃないのかなと。今の現行制度で一生懸命やっていることはわかりますけれども、そういう事態ではないんだろうなと。離職された、解雇された方々も、経済だけじゃない、いろいろなエリアでの問題を抱えている人がいます。生活保護を受けなければならない方もいるわけです。それは民生の関係なわけです。庁内挙げて職を探す、仕事まで踏み込んで、行政も入って連携をしてやっていかなければならない事態だと思うんですけれども、そういう危機感がちょっと感じないんです。  せっかくこの対策本部を立ち上げて、一生懸命やっていることはわかります。部長の歯がゆい思いもわかります。部長の立場は歯がゆいのです。私は市長に言いたいんですけれども、もっと切り込んで、もっと連携を強めて、こちらでも雇用対策相談窓口を設定して仕事をあっせんするんだというぐらいの気持ちで対策をしていかなかったらと。今、ハローワーク状況を見ると大変な状態を抱えている方がたくさんいると思います。また、いろいろ話も聞いていますけれども、そういう状態を、もっと情報収集して積極的な対策をしていただきたいということを改めて強く申し上げておきたいと思います。 ○坂本〔眞〕 委員長 他にございませんか。 ◆伊藤 委員 6ページの子育て応援特別手当対象者に対しての申し込みですが、まだまだされていない方がおられるようですけれども、これは周知が十分行き届いているにもかかわらずこのような現状なのか、どのようにこの数字を受けとめておられるでしょうか。 ◎吉田 商工労政課長 子育て応援特別手当支給状況につきましては、健康福祉部所管なもので、この内容につきましては民生協議会のほうで本日説明しているかと思います。 ◆伊藤 委員 所管外だということを承知しながらですね、この数字が…… ○坂本〔眞〕 委員長 済みません、伊藤圓子委員。承知しながら、所管外のことについて質問しないでください。 ◆伊藤 委員 それでも、ここにこういう数字を出すためには、その辺を連携してわかっているかなと思ってお伺いしたつもりでした。 ○坂本〔眞〕 委員長 一応申し上げますが、所管事項についての質問に限定してください。お願いいたします。  他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂本〔眞〕 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 荷捌き施設A棟整備について ○坂本〔眞〕 委員長 次に、荷さばき施設A棟整備について報告願います。 ◎熊谷 水産事務所副所長兼水産振興課長 それでは、荷さばき施設A棟整備について御説明を申し上げます。  初めに、八戸漁港検討会議での検討経過と今後の日程につきまして御説明を申し上げます。  委員の皆様御承知のように、昨年12月25日に開催しました第9回八戸漁港検討会議におきまして、A棟の基本設計の内容を下部組織であります実行委員会で継続して検討していくこととなり、ことし1月6日開催の市議会議員全員協議会報告をさせていただきました。  その後、1月から3月にかけまして計6回の実行委員会を開催し、八戸漁港のグランドデザインである基本計画を踏まえながら関係者との協議を重ね、先月24日の第10回八戸漁港検討会議におきましてA棟の基本設計の内容の合意が得られ、翌25日には基本設計が完了いたしました。  今後の日程としては、今年度はA棟の実施設計に着手し、年度内に完了させまして、平成22年度と平成23年度の2カ年で建設工事を想定しております。  次に、事業費について御説明を申し上げます。  A棟の総事業費は22億2334万円で、その内訳は、本体工事が11億860万円、機械設備費が11億1474万円となります。  詳細は次ページに掲載しておりますが、当初のコンセプトは変えず、EU輸出基準を満たすハサップ対応に必要な最小限の設備と建物の規模にしております。  なお、A棟の基本設計の内容は、基本計画と一部変更となるため、基本計画の変更手続が必要となることから、それ以外のB棟、C棟、D棟を含め全体の基本計画の見直しをしました。その結果、A棟で整備を予定していた冷凍品のカツオあるいはサバの取り扱いについては、今後整備を進めていくC棟において検討をしていくということとなりました。  A棟における荷さばき内容につきましては、次の3ページの平面図で概略を説明させていただきます。  A棟では、2隻の船が接岸できるようになっておりますが、施設での荷さばき方法は2通りとなっております。1つは4台のフィッシュポンプで船の魚槽から魚を吸い上げて、青色の部分、ここは最も清潔度の高い区域になりますが、この中に太い四角の部分が4カ所あるのがホッパーになります。ここで魚を受け入れまして、ベルトコンベアで若草色の部分の箱詰室へ運び、1トンタンクへ入れて海水氷を施氷し、トラックに積み込むこととなります。  また、もう1つの荷さばき方法として、屋内のホッパーで受けた魚を密封型のベルトコンベアで直接タンクローリーへ積み込んでの出荷もできるようにしております。  次に、4ページをごらんください。  ここでは基本計画の見直しをした図面にあらわしておりますが、紫の部分が現在検討を進めている改革型巻き網漁船に対応したA棟になります。その対岸になりますが、黄色部分が小型イカ釣り船や中型イカ釣り船に対応するB棟、その隣の青色部分が大中型イカ釣り船や海外からのコンテナで運ばれてくる冷凍イカに対応するC棟です。そして最後、緑色の部分になりますが、第二魚市場で水揚げされている沖合底びき網漁船あるいは定置網を初めとする沿岸漁業に対応した鮮魚を取り扱うD棟となります。昨年2月に国から承認された基本計画との変更点は、最初にも御説明申し上げましたが、A棟で当初予定しておりました冷凍のカツオやサバの超低温の荷さばきについては青色部分のC棟で検討をしていくこととなっております。  以上で説明を終わります。 ○坂本〔眞〕 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂本〔眞〕 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  4 市営バス貨物列車が衝突した踏切事故報告について ○坂本〔眞〕 委員長 次に、八戸市営バス貨物列車が衝突した踏切事故報告について報告願います。 ◎川村 交通部長 市営バス貨物列車が衝突した踏切事故について御報告する前に、去る3月30日、河原木字浜名谷地の八戸臨海鉄道踏切で市営バス貨物列車が衝突事故を起こし、6名の乗客の方々が重軽傷を負われ、当交通部のバス乗務員が逮捕されるという事故が発生いたしました。  負傷されました方々並びに御家族の皆様、八戸臨海鉄道様初め関係者の皆様に大変御迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる次第でございます。大変申しわけございませんでした。  今後は、このような事故を二度と起こさないよう、再発防止と信頼回復に向け交通部一丸となって取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、報告案件につきましては小林次長が御説明いたしますので、よろしくお願いします。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 それでは、市営バス貨物列車が衝突した踏切事故状況につきまして御報告申し上げます。  発生日時でございますが、平成21年3月30日月曜日、午前10時28分ごろ。  発生場所は、八戸市大字河原木字浜名谷地76番地303の先、市川通り1号踏切でございます。警報機があり、遮断機がなしという状況でございます。  発生状況でございますが、ラピア9時18分発、多賀台団地経由大杉平営業所行きの市営バスが、4号埠頭方面から八太郎方面に向け踏切を進行中、左方から進行した八戸臨海鉄道株式会社の貨物列車と衝突し、バスの乗客6人が負傷したものでございます。  営業所及び乗務員でございますが、大杉平営業所の運転技師で46歳、男性。平成5年7月1日採用の職員でございます。同日11時10分、自動車運転過失傷害罪の容疑で現行犯逮捕されたところでございます。  この事故処理状況等でございますが、10時35分、事故発生時に現場を通りかかりました八戸臨海鉄道職員が救急車を手配し、市民病院に2名、労災病院に2名、日赤病院に2名、搬送いたしました。  10時35分、事故車両の運転手から大杉平営業所に連絡がありまして、事故現場、各病院に職員が出動しております。  13時30分、奈良岡副市長が各病院を回り、負傷した方々をお見舞いしております。  15時、小林市長が出張中のため、奈良岡副市長、交通部長が謝罪記者会見を実施いたしました。  負傷者の状況でございますが、6名の方は全員女性でございます。住所は市川町でございます。診断書の内容は記載のとおりでございますが、重傷が3名、軽傷が3名でございます。20日現在、入院している方はございませんが、治療を完了した方が2名、4名の方が治療中でございます。  八戸臨海鉄道株式会社の損害でございますが、現在、ディーゼル機関車等の損害額については調査中でございます。  裏面をごらんいただきたいと思います。  事故後実施した再発防止対策でございますが、事故発生直後、30日月曜日でございますが、乗務員に対し文書等で踏切事故防止対策の徹底を周知しております。一時停止ということと左右確認ということの徹底を実施しております。  3月31日でございますが、翌日の早朝の乗務員に対し点呼時に、踏切事故防止対策の徹底を指導しております。  それから4月6日、8日、10日でございますが、踏切事故防止緊急研修会を5回に分けて実施、開催いたしまして、全乗務員177人を対象に当該踏切通過時の安全意識の確認と事故原因等を検討いたしました。  それから4月8日には、JR東日本主催の踏切事故防止訓練に乗務員、運輸指導員等36名が参加しております。  4月10日は、春の全国交通安全運動の一環として、交通部長による早朝点呼査察を実施しております。  今後の再発防止対策でございますが、添乗指導により個別指導を実施したいというふうに考えております。毎年1回は添乗指導することにしておりますので、踏切等を対象に添乗指導したいと考えております。また、事故現場において、運転管理者が踏切通過時の運転操作等について確認チェックというようなものもしていきたいと思っております。また、大杉平営業所への特別内部監査を実施したいと考えております。それから年3回実施しておりますグループ研修において、踏切事故対策をテーマとする研修を実施したいと思っております。また、毎月実施しております運行管理者研修においても、同じように踏切事故対策をテーマとする研修を実施したいと思っております。  それから、乗務員の懲戒処分についてでございますが、4月20日、昨日、青森地方検察庁八戸支部から青森地方裁判所八戸支部へ、自動車運転過失傷害罪で起訴されております。今後の刑事処分の内容を詳細に検討の上、処分を決定してまいりたいというふうに考えております。  また、起訴の内容でございますが、記載のとおりでございますが、踏切の警報が鳴っていることを知りながら、先を急いで停車せず、左方を確認せずに進行したというような内容になっております。  それから、踏切事故の周辺図をつけておりますけれども、青い点線で書いたのがバスの経路図でございます。多賀台団地方面から来たものでございます。本八戸駅方向に向かっているものでございます。事故現場は右下の踏切でございます。ここが事故現場でございます。  以上で説明を終わります。 ○坂本〔眞〕 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆石橋 委員 このたびの事故でけがをされた方々には本当にお見舞い申し上げ、一日も早い御回復をお祈りしたいと思うところであるのは委員方々理事者方々も皆同じだと思います。  今回の事故は、非常に残念だったなと。安全安心を目指して頑張ってきておりました交通部にとって、その点が崩れたのかなという点も非常に残念だなと。また、前後しながら、呉市等でもああいうような形でバスの事故が発生したということに関して、バス事業は市民の命を乗せて走るというような使命を持っていることを再認識しながら、安全とは何かということを考えなければならないなという場面がこのところ続きました。  その中にあって、まず確認したいのが、後で市長はお見舞いに行ったんですか。副市長は行かれたみたいですけれども、市長もお見舞いに行かれていましたか。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 市長は直接は行っていないということです。 ◆石橋 委員 市長は行かれてないと。何か理由があったのかもしれませんが、これを見ると副市長の対応になっていましたけれども、非常に大きい事故なので、後で市長も行かれたのかと思っていました。市民の気持ちとか安全の部分を考えた際に、お見舞いに行ってもおかしくないなという思いがある中で、後日何かをされたとか、その点わかりましたら教えてください。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 申しわけございません。直接私らは聞いておりませんので、市長の公務の都合等に任せております。 ◆石橋 委員 私とすれば、やはり市長にそれぐらいはしてほしかったと。  資料には加療3週間で重傷というだけで、どのぐらい入院したかが書いていないけれども、本当はこういうのも書いてほしかったなと思いますが、こういう部分の中でも、けがを負った方々に対してもそういう思いで駆けつけても私はいいんじゃないのかなと、そういう思いがあります。  ただ、市長が今おられないので、そういう意見があったということは、後で別な場面でも話はしたいなと思っています。  次に、市の交通部のふだんの安全に対する考え方について聞きたいんですが、普通、土木的な感覚で言えば危険予知活動――KYK――こういう危険があって、またそれについて予知されて、その部分に対してどのように回避をするかというのがふだんの始業点検的な中でもあると。  ですから、そういう中で、交通を預かる立場でも、ここの場所は非常に危ない場所で、車も飛ばしてくる中にあって、視界も悪いという場所。こういうところで、ついついふだんからなれたような状況でいると、逆に言えばだれでも起こし得る可能性もあったかもしれないという感じがします。そのときに当たって、日ごろから危ない場所等においての安全確認、今で言えばグループ研修とか管理者の研修とかというのがそれなのか。どういうものを研修の中でやっていたのか。まずはその点のところを聞きたいと思うんですが、お願いします。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 通常は、危険箇所につきましてはヒヤリハットマップというもの、これを旭ヶ丘営業所、大杉平営業所でつくって、研修なんかで使ったりしています。当該踏切に関しましては、この間の乗務員の研修会の中でも非常に危険だという意識があったかというと、そういう意見は余りなかったように私は思っています。市営バスが現在走っている踏切が10あるんですけれども、たまたまあそこが遮断機がない唯一の場所だったわけですが、その中でJRの鮫の踏切とかほかの踏切のほうがむしろ危ないという意見がありました。あそこについては見にくいというのはありましたけれども、交通ルールを守っていればそれほど危険だという認識ではなかったように思います。 ◆石橋 委員 ヒヤリハットマップをつくったのは非常にいいことでしょうけれども、つくっても日ごろから確認せず、当たり前のように運行ルートの中で乗ってしまっているという感覚がもしかすればあったんじゃないのかと。そこら辺をいま1度、そういう部分に当たっては定期的だったり、また時にはきょうの運行でどういう危険が考えられるのかという確認もしながら意識を高めながらやっていくことも必要じゃないのかなと思うんです。そうでないと、ここら辺は危ないそうだという感覚だけでいきますと、実際の現場では、その日、その日、その時間、その時間で違いがあるわけですから、そういうことも考えた際に、どういう危険があるのかという意識をより強く持っていただいて確認していっていただきたいなと。  本当は乗務員の方々は、ちゃんとその分は強く持っていると思います。ただ、体の調子だったりいろいろな部分でその時々にちょっと抜けることもあるかもしれません。ですからその辺の確認に努めていただいて、安全のために、また今後ともより一層、信頼を回復できるようにお願いして終わりたいと思います。 ○坂本〔眞〕 委員長 他にありませんか。 ◆松橋 委員 事故発生場所に遮断機がないということについてお伺いしたいんですけれども、あれだけの大きな交差点にある踏切にしては遮断機がない。この遮断機がないというのが大きな事故の原因でもあったのではないかなというふうに思いますけれども、この点についてはどう考えているのか。  それから、これからの安全運転という意味で、市なりあるいは臨海鉄道のほうでは、遮断機についてどう考えているのか。私はこれは大きなところじゃないのかなと。この事故からは運転手が一方的に悪いような感じも受けるんですけれども、遮断機がないことにも問題があるような気がしますが、遮断機についてどう考えますか。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 踏切には、第1種、第2種、第3種などの種類がありまして、今回の踏切は第3種の踏切で、警報機はありますが遮断機はないということで許可がおりている踏切と伺っております。したがって、これが第1種であれば当然遮断機もありというような踏切になるんだと思いますが、現状のところはこれで国土交通省のほうから認可されているものと伺っております。  それから、臨海鉄道の考え方につきましては、直接はこちらのほうが加害者といいますか、そういう立場でございますので、なかなか申し上げにくいところはあるんですが、一般車両等も含めそういう交通安全対策に関する協議の場はあってもいいのかなということは思っております。ただ、私のほうからは、今現在の立場で申し上げるのはなかなかいかがなものかという考えでおります。  以上でございます。 ◆松橋 委員 私は、遮断機のことがすごく気になりますし、交通部はこれからの安全運行、それから一般車両があそこを通っているわけですから、交通安全上から言っても県警のほうでももっと考えるべきだと思うんですけれども、交通部の事故ですからそれとは別になるかもしれませんが、遮断機がないことがやはり大きな問題があるのではないのかなと。交通部は特に命を預かって運送事業をやっているわけですから、そういう意味でもあそこの遮断機について交通部から積極的に働きかけて検討していくべきじゃないのかなと。私は設置することがいい悪いとか、設置するべきだとは言いません。言いませんけれども、これは大きな原因だったんじゃないのかなという部分等を申し上げておきたいと思います。  それから、検察当局のほうで起訴をして、犯罪みたいな感じに職員がなっているんですけれども、事故の原因に本人の大きな過失のようなものがあったのか、なぜこんな事故が起きたと思っているのか、これだけでは読み取れないところもありますけれども、例えば本人が前の日に、酒を飲み過ぎたとかそういう過失があったのかどうか。あとは、まだ留置場に入っているという話もあったりしますが、本人が今どういう状態でいるのか。  それから、この本人に対して交通部の立場でどういう対応をしているのかお伺いしたいと思います。
    ◎小林 交通部次長運輸管理課長 当日の勤務に関しましては、前日が休みであったということですので、過労ではないというふうには思っております。  それから、当日のアルコールチェック等も問題がございませんので、労務管理上、特に問題があるというふうなことは言われてはおらないところでございます。  事故の原因ということですが、起訴内容にも書いておりますとおり、左側を見ていなかったということで、右しか気にしていなかったということが事実としてははっきりしておるところであろうと。私どもも実は接見もいたしましたけれども、本人は左を見ていなかったというふうにおっしゃっておりましたので、それが一番の原因かと思っております。  あと、本人と接見した際に、交通部としましては事故対応のことについてはちゃんとやっておりますので、そっちのほうは心配しないで、気を落とさないように頑張ってほしいというようなことで本人とはお話をしたところでございます。  以上でございます。 ◆松橋 委員 こうしてみると、確かに安全確認をしていなかったということでありますけれども、大きな過失があるわけではありません。事故で被害を受けてけがをされた皆様方には心よりお見舞い申し上げますけれども、そんな大きな過失ではなく、不注意であったと。  それから私は、遮断機も含めて交通事情にもいろいろ問題があるし、これからの安全運転も含めて、交通部としても加害者で事故を起こして悪いわけですけれども、犯罪ではないわけですから、その辺は加害者、被害者ともに交通事故においては被害者ということだろうなと思います。被害者の方々には大変申しわけないことでありますけれども、加害者責任はあるにしても、これからの本人の将来もあるでしょうし、本人のことも考えながら、この事故対応につきましては常識的な形、それからこれからの安全運転ということを重視しながら、また被害者に対しての十分なる誠意を持って常識的な対応をしていただきたいと。偏ったような検察当局の起訴の部分で締めくくられるような処理ではなくて、交通部は交通部としての立場で対応していただきたいと。そして何よりも、安全運転を一番重視してなるべくならやっていただきたいということを申し上げて終わります。 ○坂本〔眞〕 委員長 他にございせんか。 ◆石橋 委員 済みません、これだけ1つ確認させてください。  今回の交通部の運転手ですけれども、きっと弁護士が必要になると思うんですが、その対応についてはどういうふうになっているのか教えてほしいんですけれども。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 今回の場合は、当事者が市ということではなくて、あくまでも個人の運転手ということだそうでございますので、弁護士については個人で頼むということでございます。もう既に弁護士がついていらっしゃるというふうに伺っております。 ◆石橋 委員 こういう場合は個人ということで。  ただ、賠償に関しては市ということになるんですか。そこをちょっと確認させてください。 ◎小林 交通部次長運輸管理課長 物的損害も人的損害も交通部として対応するということでやっております。 ◆石橋 委員 わかりました。個人ということと、あとは市の部分があるということですね。  職員ということだったので、もしかすると市なのかなと思ったんですけれども、個人ということになると、そういう部分での経費は大変だなと思うところもあります。いろいろな部分で出来ることがあれば、ぜひ市のほうからもサポートしてほしいということを申し上げて終わります。 ○坂本〔眞〕 委員長 他にありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂本〔眞〕 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。  この際、その他で何かありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○坂本〔眞〕 委員長 ないようですので、以上で経済協議会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前11時08分 閉会...